ここまでの流れが上のブログに書いてありますが、改めて簡単に説明すると
耳コピ支援ソフト「ChordTracker」が大変便利
↓
でも、データ書き出し機能がないのでペンで書き写すしかない
↓
力技でAndroid版を動かして生成されたキャッシュをroot権限で引っこ抜いて
↓
MIDIデータに変換することはできていたけど、これではみんなが使えない
ことに対して私は全力で立ち向かいました。決して作者に要望するのではなく。
上のブログにあるように、ChordTrackerには「JAM機能」用のリアルタイムコード情報送信と、ミュージックワークステーション用の譜面データとしてソングファイルを送信する、という二つの機能があります。
前者の機能を使うために、iPhoneのアプリとしてBLE Peripheral MIDI デバイスを立ち上げ、
SH-300として振る舞うことでリアルタイムコード情報を引っこ抜くことに成功しました。
こちらがそのアプリの動作です。
コード正解率に定評があり愛用者の多いChordTracker、便利なのにコード書き出し機能が無い、どうやってもできない、鉛筆で書き写すしかなかったソフトからコードデータを拾ってテキスト化する非公式アプリができました。
— ひろみつ (@bakueikozo) 2023年10月13日
今のうちなら機能追加ができるのでなんかあったらコメントください。 pic.twitter.com/aqRwrZ9uRc
ChordTrackerを動かす端末と読み取り用の端末の2台が必要になってしまうのが難点ですが、これまで全く手のつけられなかったデータのままの取得が可能になります。
現在絶賛開発中ですので、なにか機能要望がありましたら教えてください。
審査、うまいこと通るか不安だけどw
で、もう一つの「譜面データ」送信機能、こっちもどうにかやりたいんだよねぇ
対応しているキーボード「PSR-SX600」っていうやつらしいんだけど、中古で買っても高い上に買取価格が安くてちょっとパッと試せる値段では…うーん、うーん
ただ、情報によると、「Yamaha Musicsoft Downloader」が使える機種ならもしかしたら同様に送れるのでは、という話もあるので、いまそっちを逆アセゲフンゲフンしてちょっと調べてみています。
https://sandsoftwaresound.net/hidden-arranger-smarts-file-system-sysex/
少なくとも、S950という機種では出来た、みたいなことが書いてありました。
S950…倍ぐらい高いんだけどな!!!!!
ところで、ChordTrackerの利用規約には、ChordTrackerを利用したサービスなどの構築禁止、があります。サーバー側でこれを動かしてあれこれするようなのはダメよ、っていうことなんですね。これはChordTrackerを普通に使ってるだけなんで、まぁ問題は起きないでしょう。とは思うのよね。まぁ、もしiOSで配れなかったらAndroidでapk化するなりPCで動かすなりすればいいわ。