5/14,15?に発売されたこちらの商品
実はこの元となる機械は一年ぐらい前から海外では流通していたのですが、
今回インフォレンズ社が輸入販売するという形で日本の商流に乗ったようです。
なんだかアスペクト比が怪しいとかいう話があって面白そうだったので
おお。去年の東京おもちゃショーで展示されてたやつ、ついに国内発売するんだ! 強制横16:9フル画面(変更不可)に耐えられる人ならおすすめ?(ループレバーはいわゆるXYボタンで回すので、動かせないわけではないがプレイにはかなりの慣れが必要と思われます) https://t.co/p5jnfJ6a9y
— Yosuke Okunari /奥成洋輔 (@okunari) 2020年5月13日
早速入手してみました。
海外の話を聞いていると、どうやら今までのMini Player
とは違って、AllwinnerのSoCを採用した汎用機であるという話でした。
起動してみると、確かに起動に時間がかかってLinux機感があります。
今までのMiniPlayerと比べた大きさはこんな感じ。
分解してみます。
このシリーズは分解するためにサイドのシールをほぼ完全にはがさないといけないため
結構面倒です。
中身がぎっしり詰まっているとは思いませんでしたが、それでも思ったよりスカスカでした。
メイン基板です。SoCは噂通りAllWinnerのA23,ストレージはeMMCのようです。
LCD-IFの先によくある4.3インチのLCDがつながっています。
このへんからシリアルが取れます。
u-bootとカーネルのログをこの辺に置いておきます。
また、u-boot起動中に's'でshellに入れます。
システムはAndroidですが、シリアルコンソールも常に有効です。
さらに、基板上にあるmicroUSBポートがotg対応で、システムが起動するとデフォルトでadbdが動作しているため、さらっとPCからadb接続できます(えぇぇぇ)
そんなわけで、システムがのぞき放題やり放題なことは確認できました…
で、デフォルトで入っているROMとエミューレータですが…
/mnt/sdcardに "MAME4droid"というフォルダがあり、
romsフォルダに
ROMのzipが転がっているだけ、ということがわかりました。雑!
…34タイトルのはずだけど、妙にファイル多くないか?
っていうか、ゲーム選択画面に34タイトル以上表示されてるんだけど…
マジカルドロップ3とか、メーカのサイトに書いてないぞ?
9995578 | 1980/1/1 | 0:00 | magdrop3.zip | Magical Drop III |
ちょっと真面目にさらってみるか
…おおお、なんか34タイトル以外にも結構ゲームが入ってるように見えるぞ…?
…まてまてまてつぇてつぁ
あああああしかもぜったいはいっちゃだめなやつはいってる!!!
おいおい大丈夫か?GPLどころの話じゃないぞ…?
さて、BIOSの著作権について俺は真っ黒だと思ってるんだけど灰色だっていう人とか白だっていう人もいるみたいだ。
しかし、使ってもいないBIOS突っ込んでおくのはどうなのよ。
あと、こういうのは蟻で買えるぐらいにしておくべきで、ソフマップとかで売っちゃダメな奴だと思うよ。
あと、ゲーム34本、って書いてあるけど、なぜかあと二本「Magical Drop3」と
「STREET HOOP」入ってました。なんで。
ゲーム34本って書いてあるけど、このゲームのほかに
— ひろみつ(honeylab) (@bakueikozo) 2020年5月16日
「Magical Drop3」
「STREET HOOP」
の2本が入っていることは確認済みです。
なんでかは知らんw
隠しゲームっていうか、メニューに出てるので隠れてない。 pic.twitter.com/6wMnkvN4Jp