ATOM Cam2が届いた&赤外線問題の検証
ようこそ#ATOMCAM2 pic.twitter.com/Gly7snUd91
— ひろみつ(honeylab) (@bakueikozo) 2021年5月20日
発売翌々日、クロネコヤマトにて到着しました。
翌日に到着した人はレターパックだったっぽいです。
早速ながら分解し、シリアルのログを見てみました。
ぱっと見ですがまぁそんなに変わらず、注目のTest.tarを利用した裏機能もどうやら残っているように見えます。
Test.tarが使えれば↓のような裏カスタマイズが可能です。
ログインプロンプトも出ますが、とりあえずrootパスワードは不明です。
前回の、なんだったっけ……?
Test.tarでFlashダンプツールを作って/etc/passwd見てみればいいかな?
で、本体解析がまだまだなんですが、赤外線機能の不具合によるスペシャルお代わりが発生しました。
なんともう一個もらえるらしいです。
中の人お疲れ様です…
で、その不具合の原因と、簡単に改善する方法がないかを検証してみました。
こちらの記事を参考に分解していきます。
赤外線LED基板と防水マウンタを取り出してみます。
どうやらこの部品が「遮光性の低い材料を間違えて使用した」もののようです。
別のATOM Camのナイトビジョンモードで撮影すると、赤外LEDの光がマウンタの足のほうまで透過して透けているのが見えると思います。
この光が映像に悪影響を及ぼしているものなのか、確認してみます。
赤外線LEDの左側2個だけにアルミテープを巻き、材料内への回り込みを減少させてみます。
これで撮影した映像と、出荷時の状態で撮影した映像を比べてみると…
明らかに、左側の明るい光が減少しています。
このように、この材料内への赤外光の侵入を減らせば状況が改善するものと思われます。(って公式も言ってるでしょ…)
例えば、塗装するなどの方法で改善させることは可能かもしれませんが、一般的には再出荷を待って置き換えるのがよさそうです。
(っていうか、赤外線が必須の人が全員ではないので、その人にとっては完全にボーナスなのですがw)
尚、このような作業を行うには分解や改造が発生し、保証を受けられないばかりか防水性能の逸失や技適などの問題が絡んできますので、上記のような改造を進めるものではありません。
さて、ぼちぼちと本体側のhackの準備をしなきゃなぁ
まずはパスワードパスワード…