honeylab's blog

各種ハードウェアの改造、主にファミコンミニなどをやってます(ました)

ゲームギアミクロを分解&解析(システムにログイン)

honeylab.hatenablog.jp

↑前回からの続き

 

/etc/shadowを引っ張ってきてhashcatにかけたけど全然終わらん

これは過去の例を見て対策されたに違いないw

 

ということでいったんパス解析をあきらめてfs直接書き換えてログインを試みようとするが、手持ちのflashリーダではggミクロに乗っているspi nandにアクセスできないことが分かった

 

もともとのrootfsパーティションsquashfsファイルシステムでnand上にあり、uboot上からパッチをあてるのは結構難しい

いろいろ考えていると、どうやら搭載nand上のhパーティションががら空きであることが分かった。
もともと存在するrootfsパーティションは結構でかいサイズだが、中身は大した量ではないようだ。

そこで、いったんシングルユーザモードでrootfsにアクセスしてシステム軌道に必要なファイルをnandh上にコピーし、

(/etc/shadowも書き換えてパスワードを削除する)ubootでのkernel起動パラメータを書き換えて、nandhをrootfsにして起動させてみることにした。

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ログイン成功

さて、ログインできたはいいが、今のところ外部から何かを持ち込む手法がないな…
起動ログを見るとandroid_usb0は生きてるみたいなのでrndisを試してみるが、なんかバグってるらしくて動かない

あとはmass_stroageかな。