事前画像から推測していた謎パッドは確かにfastbootへの入り口でした。
このパッドをショートしてPCにUSB接続することでfastmodeに入れました。
さて、いままでAndroid系はあまりいじってないのでfastmodeとやらも全然わかってなかったのですが、調べてみると、どうやらMediaTek系の携帯(スマフォ)のファームウェアの読み書きと同等に扱えるような気がしてきました。
パッドショートによる動作が多少特殊で、一瞬VCOMポートに見えて、その直後にはMT Preloaderというデバイスになるようです。
しかし、SP Flash Toolなどのファームウェア読み書きツールでコマンドを設定したあと、
パッドショートでUSB接続させると、デバイスの挿入をハンドルしてコマンドを発行できることが確認できました。
しかし、scatterファイルというSoCの定義ファイルがまず必要で、
さらに、読み書きしているBROM.DLLとやらがMT8176に対応していないといけないようです。
では、MT8176を搭載している中華携帯用の書き換えツールを探してみようとしたのですが…
Mediatek mt8173 / mt8176 development : Android
ここに記載されてるFirmwareを片っ端から落としても、なぜかMT8173の定義ファイルしか入っていません。
他にもいろいろ調べてみたのですが、もしかするとMT8176とスペック表記されている携帯機種は実はフェイクで、MT8173が搭載されているのではないか、という疑惑もあるようです。
闇!
というわけで、チップの対応している部分(BROM.DLL)を探す&ツールのアップデートが必要そうです。