プラネックスから発売されているこいつ
どうやらUSBから電源を供給、WiFiからクラウドに環境データを送信できるもののようです。
中身が気になったのでさくっと買って分解してみました。
外観
ケースは接着されていないため、隙間に何か突っ込んで開けます。
(適当にやりすぎて見事にツメが折れましたが)
基板写真
基板に書いてある「AMB7M03」というのをキーワードに探すと、どうやら
RealTekのWiFi統合マイコン RTL8711AMのモジュールが載っているようです。
この辺をページ内検索すると見つかります。
https://www.cnblogs.com/shangdawei/p/6534605.html
QRコードのシールを剥がしてみましたが何も書いてありませんでした。
電源投入直後にAPが立ち上がり、HTTPでアクセスするとClientとしてつなぐSSIDの設定画面になります。
あとは、説明書にクラウドの使い方とかが書いてありますが、残念ながらそっちには今のとこ興味がありませんので、その辺を探しにした方はごめんなさい。
こっちには「G11AMEBAIR002」と書いてあります。この単語では何も見つかりませんでした。
さて、さっきのリンク先にあったように、このチップ RTL8711AM は ARM Cortex-M3相当のMCUを内蔵しているとのことです。
http://www.apmcomm.com/images/ds/enrf0063en.pdf
また、基板上にもISP用と思われるピンヘッダがあるためプログラムを書き込むことも理論上は可能かと思われます。
しかし、…開発環境はまぁgccだろうとしてかっちりこれを整えるのは大変だよな、と思って探していると、なんとRTL8711AMが乗ってArduino IDEから扱える環境があるようです。
http://www.rakwireless.com.cn/en/WisKeyOSH/Creator
おおお。そして、こいつの名前は「Creator Pro-Ameba RTL8711AM WiFi Module」と言うらしいです。
"Ameba"…聞いたことあるな。
いや、さっき書いてあった「G11AMEBA002」にしっかり書いてあるな。
どうやらこの辺の人らが作ったなにかなのかな?
もうすこし調べてみたらもしかしたらドンピシャな何かが出てくるのかもねw
基板上にあるISPヘッダとTPが2本、これが何なのかあとから調べてみたいと思います。